暗記ものに役に立つ無料学習アプリ 英単語を楽に覚える方法
単語を覚えたいけど、そこまで時間をかけたくない。楽な方法を教えて
楽な方法を教えて
その気持、わかります。
勉強をもっと効率よくする方法とは。この問は、学習者にとって、一つの大きな命題です。これに対する一つの示唆があります。
心理学者エビングハウスは、定期的に適切なタイミングで復習をすれば、記憶保つための学習時間を減らすことができる。
分散学習
またエビングハウスは、一度の長い時間勉強をするよりも、学習を適切に分散するほうが効果的といっています。
適切なタイミングとはいつなのか、それに対する答えが、一つピョートル・ウォズニアックによって作られたスーパーメモです。スーパーメモは、オゥズニックが自分を学習を詳細に記録し、効率よく勉強するための適切な間隔を導き出し、そのアルゴリズムを組み込んだソフトです。
ある実験では学習が進みに連れて、徐々に復習の間隔を開けていったほうが勉強の効果が高まるという結果もででいます。
- 勉強を分散させる
- 勉強の間隔を徐々に伸ばす
これによって、効率よく英単語の勉強ができる。今からご紹介するのは、その支援ツールです。
英単語学習 P-study
忘却曲線理論に則ったという英語と、特に英単語に特化したアプリです。アプリケーションをダウンロードしてインストールすればすぐ使えます。面倒さはなし。登録も必要なし。英単語に特化した、ここで紹介している以外の、ほかのアプリも使ってみたことはありますが、その中では、ごちゃごちゃせず使いやすいアプリでした。
windows、android対応。 mac、iOSには対応していません。
究極英単語
iphoneに対応しているのがこちら。英会話、中国語などほかのコンテンツもありますが、コンテンツによって対応するデバイスが違っています。究極英単語は、iOS、mac、windowsに対応しています。
SuperMemo スーパーメモ
分散学習ソフトのはしりとなったものです。P-STUDYと違い、日本語に対応していないので、英語を介して学ぶことになるので、少しハードルは高いかもしれません。P-STUDY同様、復習することをとても意識している勉強プログラムになっています。ウェブ版、アプリ版があって、連動しています。無料版のコンテンツはやや充実してない気もします。有料のプレミアムコースも用意されています。
Anki
アンキと言うくらいだから、開発者が日本人なのかと思ったら違いました。これもアプリをダウンロードして、使うタイプです。
後々覚えたいコンテンツを自作できるような設計になっています。自作する場合、テキストだけでなく画像・音声・動画もサポートされていて、独自に作ることができるので応用範囲は、ほかのアプリより広いはずです。
言語、芸術、科学、にトリビアまで、コンテンツをシェアしてくれているので、学習を始めるにあたって、煩わしいことはさしあたりありません。
日本語マニュアルを用意してくれた人がいるので、詳しい説明はそちらに譲ります。
前書き (Introduction) - Anki日本語マニュアル Wiki*
はじめてのAnki – まず使ってみる | the right stuff
ここからアプリをダウンロードAnki - powerful, intelligent flashcards
勉強が気軽にできる
復習した方がいい、分散した方がいい、というのは経験知としてなんとなくわかっているけど、勉強を始めるまでが、とても遠いかったりします。
こういったソフトの良いところは、ゲーム感覚でできるということです。暗記するぞと気合を入れることなく、軽い気持ちで取り組めることでした。心理的なハードルが下がる、これが一番大きいような気がします。
いろんな記憶法があるのですが、要領を覚えてしまえばい、他に応用もできそうです。記憶するという作業の選択肢の一つ使ってみてください。
ワールドトリガー ジャンプ漫画の新しい方向性 弱い主人公
この世界と異世界の仲立ちとなり、その間をつり持つ組織ボーダー。異世界の住人ネイバーの中でも、好戦的に攻めてくるボーダー隊員たちが切磋琢磨して対処していくストーリーである。
バトル物だが、今までのものとは少し違う、ジャンプ漫画の新しい形だと思う。それはなぜか?主人公オッサム(王子談)が弱いのだ。
少し違う、の少しという表現の理由は、主人公の弱さをフォローするように、空閑 遊真とトリオンモンスター雨取千佳という仲間の存在があるからだ。フォローはあるものの、バトルが単なる個人の強さより、チームの戦略、個人の戦術、敵味方それぞれの相性、地形、気象など、さまざまの要因を考慮した、人間らしい(?)知的な戦いが求めれたれる。作戦がうまく決まったり、読者側の予想をうらぎって、(読者が)思考の外からせめられると、なんだかぞくっとするわけだ。
個人の強さがまったく無視されるということはないが。主人公がぶっ飛んだ強さで圧倒することは今のところない。個人ではいくら強くても、統率の取れたチームと、うまい作戦には、基本的にかなっていない。仲間と協力し、自らの至らなさを努力で埋め、勝利にいたるという、ジャンプのキャッチフレーズ努力 友情 勝利にようやくのっとった漫画なのではないか。
絶対強者的は、迅さんとか、天羽とかいるにはいるが、今のところ、あくまで賢者的に主人公たちを導いていくキャラクターで収まっている。
もうひとつの特徴として、当たり前だが、ボーダーの内でのライバルが、ネイバーと戦うときは味方という強い敵が、味方になるときの心強さ、頼もしさがある。今のところ主な戦いは、ボーダー内でランキング戦で勝ちあがり、ネイバーへの挑戦権を得ることだから、 外部からの敵と戦う場面は少ない。だからいざネイバーと戦うとなったときに、ボーダーの仲間と共闘するのは帰って新鮮だったりする。
もうひとつ気になったことは、この発想はどこから来たのだろうということだ。
銃で攻撃されないように建物の陰に隠れるなどすることを、射線を切ると表現されているが、この言葉はどれほど一般的なのだろうか?私はこの言葉をこの漫画で始めて知った。また、ワールドトリガーの中で登場する、予想外の作戦を考えるにしても、下敷きになるような知識が必要だと思うのだけど、作者はなにかサバイバルゲームのようなものの経験者なのではないだろうかと考えた。ボーダー内でのランキング戦という訓練を見ていると、そんな感じがする。
今後オッサムが強くなる可能性がないはけではないが、それには圧倒的成長が必要となり漫画の方向性としては、ややブラックになるので、やめてもらいたいと思う。予想を覆す展開が用意されているなら、その限りではないけど。