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スリリングで怖いことを好む人はどういう人なのか? センセーションシーカーの特性

  ホラー映画見たりスリリングで怖いことを好む人はどういう人なのか?率先して絶叫マシーンに乗ったりする人としない人に違い和なんなのか?そこのところを心理学者に話を少し聞いてみましょう。  

 

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  恐怖の求める人達というのは、ある特定の感覚を探し求める性質を持っているのです。ジョージア州にあるエモリー大学オックス歩フォードカレッジに教授で、臨床心理学者でもあるケネス・カーターはこう語っている。この性質は私たちが怖い映画を見たり、切り立った山の斜面をクライミングしたりカーレースでヘアピンカーブを曲がったり、飛行機から飛び降りたりといったことをどの程度楽しめるを決定するものなのです。

 

  このある種の感覚を求める性質についてのアイデアは1970年代にアメリカの心理学者マーティン・ザッカーマンが考え出したもので、
この性質は4つの要素で定義され

退屈感受性:外部の刺激を必要とする性質

脱抑制:強制されることなく自発性を好む性質

経験追求:新しい物事に触れたいという欲求

スリルと冒険の探求:興奮を呼び覚ますような危険な肉体的活動への衝動

 

 この主の性質を調べるために心理学者はテストを行いました。。かつてはAとBとどちらを好むか?というようなものであったそうですが、現在は、5段階(強く同意する、から全く同意しないまで)の中からどれが最も当てはまるかというようなというの方式に変わっています。そして高い得点を取った人は混沌として恐ろしい経験を求める傾向にあり、得点の低い人は安全で予測できることを好む傾向にあることがわかります。

 

 得点の高い人達はアドレナリンとコルチゾールが少なく、神経伝達物質ドーパミンが手後点の低い人より多く、つまり、暗くて気味の悪い建物では得点の高いセンセーションーシーカー(刺激を求める人達)はその状況をよい楽しみ、ストレスが少ないそうです。

 

 2018年の Anxiety, Stress & Copingに掲載された研究によると、そういった刺激を求める人達は危険性の高いスポーツでもストレスが少なくより良いパーフォーマンスを発揮し、特殊部隊のような高いストレスの職業にも適応し、救急医療の医師や看護師としても成功するとカーターさんは語っているます。

 

 2019年にBMC Pediatricsに掲載された研究によると、刺激を求める特性は早ければ3歳から発現する。3歳から6歳までの子どもではそれより年上の子どもよりはそういった特徴が概して少なく、16歳から19歳くらいまで時間とともに刺激を求める傾向が強くなっていくようです。この刺激を求める性質は10代後半にピークを迎えるので、ホラームービーや恐ろしい物語が重大をターゲットにして作られているかの説明になるかもしれません。とカーターさんは語っている。

 

 この研究では男の子のほうが女の子より刺激を求める傾向にあるとしているが、研究者らはこれは文化的な影響のせいかもしれないと推測しています。勇気の違いによるものだという意見もあるが、研究によると男の子も女の子も、同程度に新しい体験を求めているとしています。
 
 
 カーターさんが語るところによると、センセーションーシーカーは新しい体験ができる機会が与えられれば、たとえ、新しい食べ物を食べる機会のような小さなことでも
出会ったとしても成長し、その経験が奇妙であればあるほどよいのだそうです。

 

 「私がインタビューしたある人は、いろんなテイストや体験を集めて、心の中の博物館に飾るのが好きなのだと言っていました。
 なんと素敵な考え方なんだろうと思いました。そのテイストが好きでなかったとしても、少し経験が増えるのでしょう。」カーターさん

 

 大人では、男性は活動や冒険に惹かれる傾向にある一方女性は新しい経験に惹かれるということが研究に依って示されていますが、カーターさんによると、教育や社会化を含む文化的要因せいだろうといいうことです。刺激を求める傾向の男女での違いは減少していたそうですが、これは生物学的な違いによるものではないことを示唆しているそうです。

 

参考:https://www.livescience.com/why-some-people-love-being-scared.htm

舌がビンに挟まって抜けなくなってしまった男の子を救った方法

 子どもが遊んでいる位置に色んな所にハマってしまって抜けなくなるというのは、それほどメスらしい話ではないと思いますが、ジュースのびんで遊んでいるうちに舌がビンにハマってしまって抜けなくなるというのは、比較的珍しいケースのようです。そんな珍しいケースが起こると、珍しいゆえに、解決方法も広く知られることは少なく、すんなりとは行かないようです。

 

 ドイツはハノーファーにあるのアルフべーブルト小児病院の麻酔科のクリストフ・アイヒ医師は自信が昔ワインを開けたときのことを思い出して、応用して試したところうまく舌をビンからはずすことができました。ビンを切ったりすることもなく、より簡単で効果的な方法であると報告しています。

 

 

 

 瓶の口に舌が挟まってしまった7歳の男の子が助けお求めて運ばれてきた。彼はジュースの最後の一滴まで飲もうとビンの内側をなめていた、そして舌が抜けなくなってしまった。彼の母親はボトルを引っ張ったり回したりしてどうにか舌をビンから外そうとしたが、男の子は病院に連れて行かれ、救急処置室で小児科の外科医が引っぱって外そうとしたが、やはり外れることはなかった。


 そこで、男の子には軽い鎮静剤が与えられボトルと舌の間にカニューレと呼ばれる細い管が差し込んで、ビンの推定真空状態(ここでの真空は空気がないということではなく、瓶の中の空気が圧力が著しく低い状態であるだろうことを言っていると思います。)を開放しようとしたがそれも効果がなかった。


 その時、クリストフ・アイヒ医師はあるアイデアを思いつた。彼は、カニューレをエクステンションチューブと20mlのシリンジにつなぎ、ビンの中に空気を送り込んだ。60ml空気を入れたとき、腫れて変色した男の子の舌が最初ゆっくりと、その後素早くボトルから押し出され、ついにボトルから舌が抜けた。


 男の子にはプレドニゾン(抗炎症作用がある合成副腎皮質ホルモン)とイブプロフェン(消炎鎮痛剤)とが与えられ、小児外科病棟で24時間の経過観察することになった。
舌の腫れは3日で引き、舌の前側の変色はしひどく、しばらく残ったが、ビンに挟まってから14日後に完全に回復した。

 


 アイヒ医師は「今回のようなを空気圧利用した方法はこれ以前に一件、30年前の報告のみしか見つかりませんでした。長い間忘れらていたようです。今回のケースで使ったビンの内部に空気を送って空気圧を高める方法は、私が麻酔科で研修生をしていた頃、
ワインオープナーがなくて、カニューレとシリンジを使ってワインのコルクを開けていたのを思い出して、思いついたんです。

この方法は安全で簡単なので、舌がビンに挟まったときには、麻酔が必要な危険な手段の前にこの方法を試してみることお勧めします。
」と語った。

 

 この空気圧を利用した方法がyoutubeにあるので、それもあわせてみるとわかりやすいと思います。

 

瓶に入ったゆで卵をビンから取り出す方法

 

www.youtube.com

なぜこんな事になったかはさておき、ゆで卵がビンに閉じ込められました。

 

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そんなときは、焦らずにビンの中に空気を送り込みましょう

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すると、ニューっと押し出されて

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ほら、簡単でしょ?

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参考:https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-10/eso-sio102919.php

https://www.mentalfloss.com/article/606188/best-way-to-get-stuck-tongue-out-of-a-bottle

https://www.livescience.com/tongue-stuck-bottle.html

youtube